このたび、北海道の木のおもちゃ作家 煙山泰子さんと共著で「木育の本」(北海道新聞社)という本を出版された。
少し前に私も「木育」という言葉を知った。
その時は、「エコな時代、子供向けの木工教室が主体の活動か・・・。」
程度にしか考えていなかった。
が先日、材木屋さんの全国大会で煙山さんの話を聞き、「木育」の考え方がそれだけじゃないことを知った。
それを北海道出張の折、西川さんに話すと「今度、木育の本を出します。」って。
なんとも偶然なタイミングで・・・
木育とは・・・
子供たちが「自然」や「木」に親しむことだけではなく、木という人に一番近い素材を通してモノを大切にする心、人と人が関わり合う社会性の大切さを大人へも発信している「ことば」だと、私は捉えています。
本の中で、子供やお年寄りが木に触れ笑顔がこぼれる写真や、親から子へ伝えていくモノ作りや仕事、生き方のすばらしさを再確認しました。
そんな「木育」を意識して・・・
「木」を生業として扱う私たちが、どう社会貢献できるか?
自分も高い「志」をもって伝えていきたい。
<J之あるじ>